株主および投資家の皆様へ

2017年度第2四半期連結累計期間の業績および通期業績見通しにつきまして、ご説明申し上げます。

 

当第2四半期連結累計期間における当社グループを取り巻く事業環境は、世界経済においては、米国ではハリケーンの影響は限定的で底堅い成長が続きましたが、中国では民間の設備投資が鈍化し、景気はゆるやかに減速しました。また、ユーロ圏では個人消費が堅調で、景気はゆるやかに拡大しました。一方、国内においては、企業活動が持ち直し、雇用環境も改善するなか、景気はゆるやかな回復が続きました。

 

このような環境のもと、当社グループは、「環境、ヘルスケア、高機能で、社会に貢献する価値を、創りつづけるカテゴリー・リーダー」をめざし、特長のある製品を、国内外の市場へ展開しています。当第2四半期連結累計期間においても、平成30年3月期までの4年間の中期計画で掲げた「海外展開の加速」、「新製品の拡大・新事業の創出」、「国内事業の競争力強化」、「資産効率の改善」、「グローバル経営機能の強化」の5つのアクションプランに沿って、事業活動を進めました。

 

以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は前年同期比33億円(2.0%)減の1,614億円となり、営業利益は同2億円(1.5%)減の105億円、経常利益は同3億円(3.8%)増の91億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同24億円(65.3%)増の60億円となりました。


2017年度の事業環境につきましては、米国、欧州では個人消費が堅調に推移し、国内でも海外経済の回復を背景に輸出が景気を牽引することが予想されます。

 

当社グループでは、こうした事業環境を踏まえて、環境変化に強い収益体質づくりに努めます。また、「環境、ヘルスケア、高機能で、社会に貢献する価値を、創りつづけるカテゴリー・リーダ―」をめざし、収益性が高く成長力のある事業に経営資源を集中し、国内外での積極的な拡大を進めるとともに、資産効率を高め財務体質を強化するなど、ポートフォリオ改革を推進し、収益のさらなる向上を図ります。


当第2四半期連結累計期間の当社グループの連結業績は、概ね予想通りに推移しておりますが、前回2017年8月7日の発表時に比べ、営業外費用の増加が見込まれることなどから、経常利益を見直しました。加えて、2017年9月22日公表のとおり、2017年度第3四半期連結決算において、東洋紡本社ビルの信託受益権譲渡に伴う「固定資産売却益」を特別利益に計上する予定です。そのため、2017年度通期の連結業績予想の親会社株主に帰属する当期純利益は、前回公表数値を約55億円上回る見込みとなりました。


当社は、株主の皆様への利益還元は、企業にとって最重要事項の一つと認識しています。剰余金の配当の決定に関しては、持続性のある利益水準、将来投資のための内部留保、財務体質の改善などを勘案しつつ、安定的な配当の継続を基本方針としております。

 

本日公表の2017年度第2四半期累計期間の決算が概ね計画通りに推移していることから、現時点における期末配当予想を直近の配当予想から1株当たり5円増配し、1株当たり40円とすることといたしました。今後も上記方針を踏まえ、検討を続けてまいります。

 

(当社は、2017年10月1日を効力発生日として、普通株式10株を1株の割合で株式併合を行いました。)


株主および投資家の皆様におかれましては、引き続きご支援とご理解を賜りますようお願い申し上げます。

 


2017年11月