株主および投資家の皆様へ

2018年度第1四半期連結累計期間の業績および通期業績見通しにつきまして、ご説明申し上げます。

 

当第1四半期連結累計期間における当社グループを取り巻く事業環境は、世界経済において、米国では設備投資が好調で企業業況は堅調に推移し、ユーロ圏では景気拡大が継続しました。  また、中国では内外需要が景気を下支えしました。一方、国内では、設備投資が増加し景気は緩やかに回復基調を継続しました。

 

このような環境のもと、当社グループは、「環境、ヘルスケア、高機能で、社会に貢献する価値を、創りつづけるカテゴリー・リーダー」をめざし、特長のある製品を、国内外の市場へ展開しています。当第1四半期連結累計期間においては、2018年中期経営計画で掲げた「各事業に適した事業運営の徹底」、「中長期新商品・新事業開発の強化」、「事業基盤の強化」の3つの重点施策に取り組んできました。

 

以上の結果、第1四半期連結累計期間の売上高は前年同期比23億円(2.9%)増の808億円となり、営業利益は同4億円(7.3%)増の53億円、経常利益は同5億円(10.6%)増の48億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同3億円(9.5%)増の31億円となりました。

 

2018年度の事業環境につきましては、米国の保護主義的な通商政策が、各国に影響を及ぼすことが懸念されると予想します。

 

当社グループは、こうした事業環境を踏まえて、企業の社会的責任(CSR)を事業活動の土台として位置づけ、社会に役立つ製品やサービスを提供することで、社会の課題解決に取り組み、「企業価値」と「社会価値」を高めていきます(CSV:Creating Shared Value)。そして、グローバルに社会貢献できる会社、新しい技術、製品を創り続ける、成長力と安定性を備えた強い「良い東洋紡グループ」をめざします。

 

当第1四半期連結累計期間の当社グループの連結業績は、概ね予想通りに推移しており、通期の業績 予想につきましては、2018年5月10日に発表しました予想から変更は行っておりません。

 

当社は、株主のみなさまへの利益還元を最重要事項の一つと認識しています。安定的な配当の継続を基本方針としつつ、持続性のある利益水準、将来投資のための内部留保、財務体質の改善などを総合的に勘案のうえ、総還元性向(※)30%を目安として、自己株式の取得を含めた株主還元を行うこととしています。2019年3月期の期末配当金につきましては、1株当たり40円とする予定です。

 

(※)総還元性向=(配当金支払総額+自己株式取得総額)/親会社株主に帰属する当期純利益

 

株主および投資家の皆様におかれましては、引き続きご支援とご理解を賜りますようお願い申し上げます。

 

                            2018年8月