株主および投資家の皆様へ

2017年度第3四半期連結累計期間の業績および通期業績見通しにつきまして、ご説明申し上げます。

 

当第3四半期連結累計期間における当社グループを取り巻く事業環境は、世界経済においては、米国では製造業の業況が改善し景気は堅調さを維持し、ユーロ圏では生産と投資に加えて雇用も拡大し景気は上向きました。中国では民間および国有企業の固定資産投資が減少し景気はゆるやかに減速しました。一方、国内においては、底堅い内外需を背景に景気はゆるやかに回復しました。

 

 このような環境の下、当社グループは、「環境、ヘルスケア、高機能で、社会に貢献する価値を、創りつづけるカテゴリー・リーダー」をめざし、特長のある製品を、国内外の市場へ展開しております。当第3四半期連結累計期間においても、平成30年3月期までの4年間の中期計画で掲げた「海外展開の加速」、「新製品の拡大・新事業の創出」、「国内事業の競争力強化」、「資産効率の改善」、「グローバル経営機能の強化」の5つのアクションプランに沿って、事業活動を進めました。

 

以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は前年度比6億円(0.2%)減の2,417億円となり、営業利益は同3億円(2.0%)増の160億円、経常利益は同1億円(1.1%)増の138億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同93億円(142.8%)増の158億円となりました。

 

2017年度を通した事業環境につきましては、国内では、原燃料価格が上昇基調にあるものの、景気はゆるやかな回復をたどっています。また中国では景気が減速傾向ではあるものの、米国を含め世界経済は上向き傾向が続くことが予想されます。

 

当社グループでは、こうした事業環境を踏まえて、環境変化に強い収益体質づくりに努めます。また、「環境、ヘルスケア、高機能で、社会に貢献する価値を、創りつづけるカテゴリー・リーダー」をめざし、収益性が高く成長力のある事業に経営資源を集中し、国内外での積極的な拡大を進めるとともに、資産効率を高め財務体質を強化するなど、ポートフォリオ改革を推進し、収益のさらなる向上を図ります。

 

当第3四半期連結累計期間の当社グループの連結業績は、概ね予想どおりに推移しており、通期の業績予想につきましては、2017年11月9日に公表しました予想から変更は行っておりません。なお、2017年9月22日公表のとおり、2017年度第3四半期連結会計期間において、東洋紡本社ビルの信託受益権譲渡に伴う「固定資産売却益」を特別利益に計上いたしました。

 

以上により、2017年度の連結業績は、売上高3,400億円(前年度比105億円増)、営業利益250億円(同17億円増)、経常利益220億円(同13億円増)、親会社株主に帰属する当期純利益190億円(同96億円増)を予想しています。

 

当社は、株式会社日本格付研究所(JCR)より、収益の安定性、財務体質の改善が評価され、平成29年12月28日付で長期発行体格付が、「A-」から「A」へ格上げされました。さらに、株式会社格付投資情報センター(R&I)からも、同様の評価を受け、平成30年1月18日付けで発行体格付が「BBB+」から「A-」へ格上げされました。

 

株主および投資家の皆様におかれましては、引き続きご支援とご理解を賜りますようお願い申し上げます。

 

 

2018年2月